心理発達コラム
言葉にできること、できないこと
お子さんと話をする時に、具体的に話を聞こうとしても、話さない時(または話せない時)があります。
普段の生活は、それで構わないのですが、どうしても聞き出したいことになると、こちらも焦るので、イライラしてしまいます。
その時に、話をしないことに対して、どんどん追いつめても、余計に話をしなくなってしまい、聞く方も、どんどんイライラしてしまいます。そして、最後には、泣いてしまって・・・
そうならないように、普段から何気ない会話も、たくさんしておきましょう。
また、言葉にできないけれども、雰囲気や、表情などで表現しているときに、「どうしたの?」「いつもと違うね」と一言、声をかけておきましょう。
上手く表現できない時は、選択肢をいくつか示してあげるのも一つの手です。
誰だって、いつも自分の気持ちを言語化できるわけではありません。
「いつでも聞くよ」「気にしているよ」というサインを伝えていると何かあった時に、お子さんも、何らかの方法で伝えやすくなるかもしれませんね。