心理発達コラム
イライラの対処法2
前回の子育てのイライラの対処法の続きです。
自身の気持ちの持ち方が大切だという、お話しを前回に書きましたが、それ以外の具体的な対処法について書きたいと思います。
その前にストレスについて少し説明させてください。
いわゆるストレス(専門的に説明すると長くなるので)というのは、小さいストレスは、自分が対応できて、大きなストレスは、誰かの助けがいる、と思いがちですが、それも間違いではないところもあるのですが、もう一つの側面として、自分がコントロールできるストレスは小さくても、大きくても貯まりにくく、自分がコントロールしにくいストレスは小さくても、大きくても貯まりやすいのです。
例えば、家族とテレビを見ていて見ていて、不快になる番組だとします。
自分がチャンネルを変えることができたら、ストレスではないですね。
あと、離れた場所にいくことができても同じです。
その場から、離れなくても、違うことに意識を集中して、気にならなければ大丈夫ですね。
でも、チャンネルを変えることができにくく、子どもがせがむから、いっしょに見ないといけなくなったり、仕事でずっと見ないといけないなどがあるとストレスは貯まりやすくなります。
こういう小さいストレスを上手くコントロールできるか、というのも生きやすさに影響していきます。
まずは、イライラ=ストレスと考えて、コントロールできそうなことはないか考えてみましょう。
この程度は、「自分ならなんとななる」というのは一つ一つは大丈夫でも、数としてたくさんあると、総量としては大変なことになります。
いわば、ストレスの家計簿ですね。
それをちょっと見直して、考えてみるのもいいかもしれません。
また、長くなりましたので、続きは、また次回に。