心理発達コラム
カウンセラーとは?
カウンセラーには様々な資格があります。
よくあるパターンは、
~心理士
○○認定カウンセラー
などがあります。少し違いますが、
精神保健福祉士も、似たような役目を果たすことがあります。後は、自分がカウンセラーと自称すれば、カウンセラーになりますね。
私が、取得しているのは、臨床心理士です。
これは、指定の大学院を卒業しないと受験資格が発生しません。
スクールカウンセラーになるためには、ほぼ、この資格をもっていなくてはなりません。
県によっては、学校心理士や、臨床発達心理士や、特別支援教育士などでもなれる場合もあります。
どの資格が一番いいかというのは難しくて、資格は関係なく、カウンセラーの人柄やクライアントさんとの相性もありますし、そのカウンセラーが経験してきたケースにもよります。
自分の持っている悩みとカウンセラーの専門性があっているかにもよります。
じゃ、経験豊富なら、大丈夫なのか?
また、本をたくさん出している人はいいのか?
大学の教授ならいいのか?
ある理論に精通している人がすごいのか?
これも難しい問題です。
これ以上、踏み込んで書くと、どこかから苦情が来そうなので、やめておきます(笑)
ちょっと、例えをかえてみましょう。
素晴らしい芸術家とは、何か?というと、素晴らしいと思う人が多い人ことのことを言うと思います。
芸術的にすぐれている芸術家とは何か?というと、芸術の歴史に一石を投じた人、一つのことに精通した人になります。
面白い芸術家とは何か?というとユニークな考えをもっている人、みんなに受ける人のことをいいます。芸術を評論できる人は、基本的には芸術作品をつくりません。中には、どちらもできる人もいますが。
では、自分にとって一番、いいと思える芸術家とは何か?それは、自分の感覚にあう人のことだったり、言葉では、説明できなようなことだったりします。
そういう視点でカウンセラーとは何かを考えてみるのも大事です。
一つ言えるのは、資格を持っている人は、それなりの基本を勉強しています。程度には幅がありますが・・・
だから、選ぶときの一つの基準にはなるでしょう。
大事なのは、話をしてみて、自分がどう感じるか、自分の中に、少しでも光がみえるような方に逢えたらいいですね。
誰かから、怒られないか私はびくびくしていますが・・・