心理発達コラム
大人の発達障害について2
思春期以降になってくると、保護者の話をきかなくなったり、保護者のいうことと反対の行動をとったりします。
保護者の方にとっては、どうしても、転ばぬ先の杖を用意したくなりますが、大人になっていくにしたがって自分の考えで行動したくなります。
そのために、保護者の話よりも、友だちや、自分が尊敬できる人からの言葉の方が、素直に受け止めることができます。
また、感情的な言葉よりも、冷静に伝えたり、マニュアル的なものが、分かりやすかったりもします。
さらに、自分の趣味や好みもはっきりしてくるので、それが、交友関係の広がりにもつながってきます。
その好きなことが生きがいにもつながる場合もありますので、経済的、社会的に許容できる範囲で保護者の方も遠くから見守ってあげることができたらいいですね。