心理発達コラム
勉強面のフォローについて
まずは、低学年です。
低学年のお子さんでは、特に一年生のお子さんは、字を書くことが苦手かもしれません。また、字を読むのも苦手かもしれません。
発達のスピードには個性があります。
最初、困っていたけれど、気が付いたら、そうでないこともあるかもしれません。
だからといって、どんなに家で頑張ったからといって、なかなか、すぐにできるようになるとは限りません。
ある程度、難しければ、学校と相談して、本人のフォローができるようにしないといけません。
こういう支援で、発達がみんなに追いついていけば、フォローは必要なくなりますし、まだ必要な場合は、継続する必要があるでしょう。
では、どこが境目かというのは、簡単では、ありません。
ただ、お子さんが、泣くほど勉強が嫌いになったり、保護者が疲れ果てるくらい、勉強を手伝わないといけない時は、一度、学校と相談した方がいいでしょう。
できれば、勉強嫌いになったり、保護者の方が疲れ果てる前に対応できたらいいですね。
また、低学年の時のほうが、支援を受けるのを素直に受け入れやすいです。
ただ、支援を受けて、もう大丈夫だからと、無理して支援を受けないようにして、また、難しいからと支援を受けるとなると、お子さんも、保護者の方も、気持ちのダメージが大きいです。
慎重に考えていきましょう。