心理発達コラム
行き渋りについて(小学校低学年編)
行き渋りについて
小学校低学年で「学校に行きたくない。」と言っている時の対応は、様々な可能性があるので、一概には言えません。なので、断言してしまうことで、他の可能性が見えなくなる危険性があるので、文章だけで表現するのは難しいことをまず書いておきます。なので、何回かにわけて、書いて行きたいと思います。もし、参考になることがあれば、そこだけ参考にしてください。
まず、1年生の最初にそういう状態だった場合。
可能性の一つとして、環境が変わって適応が難しい。
もしくは、過剰に適応してその反動がきているという可能性が考えられます。
これは、何かきっかけがある場合もあれば、ない場合もあります。
学校に聞いても「普段と変わらないですよ」と言われたりします。
本人に聞いても、特にはっきりした原因がなかったり、言う事がコロコロ変わったりします。でも、登校前に家では泣いたり、学校に行きたくなかったりします。保護者としては、毎日見るのは、とてもつらいですよね。
前の日にいくら約束して、前向きなことをいっても、その場になると違います。そうすると逆に保護者のストレスも上がってしまいます。
徐々に幼稚園では大丈夫だったのに、学校の対応が悪いのではないかなど、保護者の方も孤立感が強くなってしまいます。まず、その時は、遅刻してもいいから、保護者の方といっしょに学校にいってみましょう。
学校にも事情を伝え、暖かく迎えてもらうようにしましょう。
周りのお母さんにも協力してもらえそうならしてもらいましょう。すぐには効果がでないかもしれませんが、ゆっくりみんなで関わることが大事です。
あくまでも、一例です。
他の可能性もありますが、
最初に考えておく可能性があると思い書いてみました。
一つの可能性としてよかったら参考にしてみてください。