心理発達コラム

心理的な問題について

親子関係の心理:愛情と成長を支える5つの要因

親子関係の心理は、子どもの成長や家族全体の幸福に深く影響を与える重要なテーマです。親として、子どもとの健全な絆を築くためには、感情のやり取りや信頼の構築が不可欠です。本記事では、親子関係の心理に焦点を当て、関係性を深めるための具体的なヒントを5つの視点から解説します。これらの理解が、親子間のより良いコミュニケーションと絆を育む手助けとなるでしょう。

不登校・行き渋りの2学期の過ごし方(高学年~中学生編)

小学校でも、中学校でも2学期は、運動会(体育祭)、文化祭、修学旅行などのイベントが多い時期でもあります。学校に行くきっかけにもなり、事実、再登校ができる場合があります。しかし、そういうイベントに参加できても、再登校につながったり、クラスの中に入れるようなるとは限りません。過剰な期待はせずに、日々の人間関係の繋がりを大事にしましょう。また、そういうイベント時にも、キーになるような人がいるといないとで、お子さんの安心感も違います。

行き渋りについて(小学校低学年編)

小学校1年生くらいの時の行き渋りは、母子分離不安や、学習の問題、社会性が未成熟など色んな問題がありますが、どちらにしても、家でゆっくりするよりは、できるだけ学校に行き、無理のない範囲で社会や学校に慣れていくことが大事です。保護者と学校で協力しながらできるかぎり対応していきましょう。

中学生の行き渋りについて1

まず、中学生の行き渋りは、いじめの問題、友人関係のつまずき、学業のつまずき、クラブのつまずき、小学校からの延長、理由ははっきりしないなどがあると思います。行き渋りから不登校へ変わるかどうかは、まずは、初期対応が重要です。思春期になると本人に聴いても教えてくれないし、自分でも理解できていないところがあります。進路の問題が出てきた時に、いっしょに親子で話し合えるように、親子関係は崩れないようにしましょう。学校やカウンセラーとも相談していきましょう。

行き渋りについて(中学生編)2

行き渋りの原因の一つに、友だち関係のつまづきがあります。インターネット、スマホの使い方、アクセス制限も大事になります。クレジットカードの入力やコンビニなどで、WEBマネーが購入できます。また、SNSで知り合った友だちと交流をもったり、直接会うこともあります。事前に親子で話し合っていきましょう。またネットや対人関係のマナーも覚えておくことが大事です。ネット依存、ゲーム依存にならないように親子間のルールとコミュニケーションが大事です。

中学生の行き渋りについて3(友達関係について)

中学校以降の人間関係、友人関係のつまづきは、些細なことから起きる場合があります。でも、その些細な躓きから、生き渋りやクラスに入れないなどの問題にも発展することにもなります。一人の子とのトラブルが全体に広がる場合もあれば、もともと人間関係が苦手なお子さんにとっては、クラスで孤立するきっかけにもなります。一旦、別室などで過ごすことも大事ですが、それがきっかけで生活のリズムが崩れてしまったり、クラブをやめてしまうことがありますので、そうならないように大人が声かけをしていきましょう。

中学生の行き渋りについて4(クラブ関係1)

最近、クラブに所属する生徒さんが少なくなってきましたが、クラブに所属することで、友人関係がひろがって、登校する支えになってきます。そのためにクラブに所属すること大事です。勉強も大事ですが、クラブも利用することで、学校に来る目的も持てたり、将来の目標にもつながります。

中学生の行き渋りについて4(クラブ関係2)

クラブはやりがいになりますが、それがストレスになって返って生き渋りや不登校の原因になったりもします。クラブでつまづくには、原因は3つあります。一つは、真面目すぎて、クラブの成績が上手くでない場合です。次は、クラブの人間関係です。最後は、クラブ事体になじめなかった時です。これは一人で対応していると、どれも悪循環になるので、本人の話をしたり、様子をみて、顧問や担任とも連携していて、本人の負担になりすぎないように気を付けたいですね。

行き渋りについて(小学校中学年編)

小学校中学年つまり、小3~小4くらいでは、低学年に起こる問題と高学年に起こる問題が混在しています。理由としては、個人個人の発達にばらつきがあるので、お子さんによって、違ってきます。友達関係が上手くいっていない。先生と相性が悪い。勉強が難しくてついていけない。まずは、保護者と登校できるか試してみる。無理なら、様子をみながら(学校での様子や、環境を調整して)お子さんの状況をみながら、どう声かけするのか、みんなでタイミングを合わせる。上手くいかなかったら、また、様子をみるところからそんな感じの対応が必要です。

行き渋りについて(小学校高学年編)1

不登校、行き渋りへの対応の小学校高学年(小5~小6)編です。高学年になってくると、思春期を迎えてきます。思春期とは、ホルモンや体の変化・成長があり、気持ちの波が激しくなります。今まで当たり前のことだったことに疑問を感じたり、逆に、今まで、嫌だったことに、とても興味をもったりします大まかに分けて、高学年の行き渋りは、1.対人関係の問題2.いじめ3.クラスの状態4.学力の問題5.理由はないけどなんとなく6.複合型7.低学年からの継続8.担任の先生との相性9.その他などに分けることができると思います。精神疾患や、発達障害などは原因というよりは、これらの分類の中のどれにも可能性はあり、背景としては、存在していると思います。だから、病名を特定しても、解決には至りません。もちろん、対応のヒントにはなります。一番しても仕方ないことは、原因探しを考えることです。

  


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