心のウォーミングアップバックナンバー
2014.03.07
ちょっとおいておくこと
ここケット通信第10号です。
今回は考え方のお話しです。
何か色々考えてみても上手くいかない時ってありますよね。そういう時どうしますか?
1.とことんまでつきつめる。
2.色んな人に助けを求める。
3.考えるのをあきらめる
すぐに思いつくのは、これくらいでしょうか?1や2って誰もある程度しますよね。
1は、若いうちはそれでいけるかもしれませんが、だんだんそればっかりだと精神的な健康にはよくないですよね。
2は、とっても大事な考え方だと思います。でも、聞く人によって、言っていることが違えば、余計に混乱したり、それを判断するという作業が増えてしまいます。また、助けを求めたからには、結果報告も今後、その人の人間関係を考えれば大事になってきます。
ここで、ちょっと例をだして考えてみましょう。
糸(何かの紐でも)が2本以上絡まっている状態を想像してみましょう。この時、初めは冷静にゆっくりとほどこうとします。しかし、時間がたつにつれて、イライラして、思わず力が入って、余計にこんがらったりします。
また、人に助けを求めても、同じような状況になって返って、前よりも余計にややこしくなったりします。
じゃあ、ねばり強くゆっくりと時間をかけて丁寧にやればいつかは解けるのか?ということになりますけど、確かにいつかはゴールにつくでしょう。
でも、時間は有限です。だんだん効率が下がってきたり、他に急がないといけない事が後回しになります。もし、この糸がすぐにいるものなら、新しいものを買ったり、切ったりして、力技が必要ですが、優先順位が低ければ、ちょっとおいておくというのも必要です。
一週間ぐらいほっといて、ふと気が向いた時に向き合ってみると案外、するっといったりします。それでもダメなら、また優先順位をつけておいとけばいいのです。
ほっておけない人は、一日に5分だけと時間を決めてみましょう。
まあ、いつか何か見えるかもしれないと思って。
毎日、ちょっとだけそれと向き合うのも効率的ですし、ほっておいても、脳が勝手に頭の隅っこで考えていますので、ある日、するっと分かるかもしれません。
うまくいかずあきらめるというと、ちょっと後ろ向きな感じがしますが、ちょっとおいておくと考えると、少し、前向きな感じがしませんか?
じゃあ、たくさんおいても大丈夫なのか?
それで、忘れてしまうようなら、たいしたことがないかもしれないと思いましょう。では、また。