心のウォーミングアップバックナンバー
2014.02.28
ここケット通信3 言葉は万能ではない
言葉は万能ではない
ここケット通信第3号です。
今回は、考え方や伝え方についてです。
なんでも言葉で上手く説明できる人っていますね。
立て板に水で、どんどんでてくる言葉に圧倒されて、なんとなく納得してしまう。言い返せないと、こちらが何にも考えていないからと言われたりします。
子どもでも、大人顔負けの人がいますよね。
これにも、言い返せないと、子どもが自分の要求を通そうとします。
会社の会議なんかでも、上手く説明できないと損をした気分になることがあると思います。
理屈や論理で何でも考えられる人にとって、この言葉にだせない人の感覚が分からないんですね。だからといって、言葉にできない人が、何も考えていないというとそうとは限らない。
本人も、もどかしい思いをしているかもしれないですし、言葉にしている人以上に、すばらしい考え方をしている人がいたら、周りにも、もったいないですよね。言葉にできない人には、だいたい次のパターンがあるように思います。
1.頭の中でイメージできているんだけど、上手く言葉にできない
2.相手の要求を理解しようすることにいっぱいいっぱい。
3.正しい答えを言わないといけないと思う。
4.そもそも何も考えていない。
子どもに対して何か答えようとする時って3の場合が多いですよね。子どもは、後先まで考えていないから、3を考えている間にどんどん、言われてしまう。そして、2の状態になって、3の状態になる。
せっかちな上司にあってもそんな感じかもしれません。
4は論外といいたいところですが、そもそも考えるという道筋がその人にないかもしれません。もしくは、そのことについて、考え方を知らないかもしれません。
例えば、オリンピックを今やっていましたが、「リュージュの練習方法について効果的な意見を述べよ」みたいなことを言われたら、答えられますか?そもそもリュージュって何?からスタートする人も多いと思います。
まずは、考え方の練習をする。
もしくは、得意な分野で考えられるところから考えてみて、テーマに近づけて考えてみるということが必要かもしれません。
まあ、それでもリュージュについて考えることに到達するのは難しいかもしれませんが・・・
ちょっと長くなったので、続きは次回に。では、また。